プレゼンテーションで、とても残念だったデスクトップ画面とPC操作
起業家の方はプレゼンされる機会が多いと思いますが、ご自身のパソコンを使う場合、スクリーン上に映し出されるデスクトップは必要なファイルのみ置かれた状態が良いと考えています。
ここからは私の経験談ですが、サラリーマン時代、ある企画のコンペで外注さんからご提案をプレゼンしていただいた時のことです。
パワーポイントのスライドが続いた後、途中でエクセルの資料を表示するためにスライドショーから画面が切り替わりました。その瞬間、彼のノートPCのデスクトップ画面がスクリーンに映し出されたのですが、ファイルやフォルダ―のアイコンが所狭しと乱雑に並びんでいました。どのファイルを開くのか参加者はスクリーンを見つめていたのですが、どうやら該当する資料ファイルが見つからず、手当たり次第にファイルを開いている様子がスクリーン上に映し出されたのです。
徐々に参加者がざわつきはじめ、隣に座っていた私の上司が「カオスだな」と苦笑していました。
しばらくしてお目当てのエクセルファイルが見つかり、なんとか再開したのですが、プレゼンしている本人は動揺してしまい、残念ながらリカバリーできませんでした。
結局、プレゼンに関する質問も出ずに終わったのですが、結果的にその方はコンペから落ちてしまいました。コンペの社内品評会の時も、彼のデスクトップ画面やPC操作の話は出たものの、提案内容についてはほとんど触れられませんでした。
「一事が万事」ということ
プレゼンされた方は、いつもシンプルな身なりで持ち物もスタイリッシュであり、普段からとてもスマートな印象でした。それだけに、あのデスクトップ画面やPC操作は、まるで普段の仕事ぶりや生活を見てしまったようで、その場にいた人たちはとても気まずい感じがしたと思います。
あの時、彼がプロジェクターのケーブルをPCに接続する直前、デスクトップ上にプレゼン用のファイルだけにしていれば、こんなことにはならなかったのですが・・・
「そんな細かい事言わずに、きちんとプレゼンの内容を聞いてやれよ」と言う方もいるでしょう。
ただ、もしあなたの事業に出資してくれる方が現れ、プレゼンするチャンスが巡ってきたとします。あなたのプレゼンしている最中に、乱雑なデスクトップと不慣れなPC操作を見せられたら、その出資者はどのよう感じるでしょう。
あるいは、あなたが事業拡大のために人を雇うとします。応募してきた方のデスクトップ画面やPC操作はどうあって欲しいでしょう。
「一事が万事」という言葉があります。たかがパソコンの話ですが、そんなつまらないところでつまずきたくはないですよね。
そこでKITENブログでは、ちょっとしたことですが、覚えておくと便利なパソコンの操作について解説していきます。知ってしまえば大したことないことばかりだと思いますが、それをやるとやらないとでは作業効率に大きく差がでてきます。
ぜひご活用いただき、あなたのPC操作をワンランクアップしていただければ嬉しいです。
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